「ヤクルト９－１阪神」（１５日、神宮）

　ヤクルトが終盤の猛攻で阪神を突き放し、連敗を２でストップ。阪神の連勝は６で止まった。

　阪神は先発・岩田が、序盤の３イニングは、一人も走者を出さない完璧な投球を披露した。しかし、打順が２巡目に入った四回に突如乱れ、５回６安打４失点で降板した。

　ヤクルト先発の館山は、対照的に序盤から走者を許しながら得点を与えない粘りの投球。５回６安打５四死球ながら１失点で３勝目を挙げた。打線は四回に３安打で２点、五回にも３安打で２点、八回には６安打で５点と、効果的な集中打が目立った。

　３勝目を挙げた館山は「相手は首位なので、先に点をやらないように考えた。何とか粘れたんじゃないかと思います」と笑顔で話した。