阪神、山中から先制 福留打、ゴメ弾

1回、2ランを放ちベンチ前で今成(左)とポーズを決めるゴメス=甲子園(撮影・保田叔久)
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 「阪神-ヤクルト」(20日、甲子園球場)

 阪神が、今季2試合2敗と苦手のサブマリン右腕・山中を相手に先制した。

 一回、1死から今季初の2番に入った今成が左前打と失策で二塁に進むと、2死二塁から4番・福留の中越え適時二塁打で先制。続くゴメスが左翼越え2ランを放ち、この回3点を奪った。

 前日19日のDeNA戦で27試合ぶりのアーチを放ったゴメスは、2試合連発となった。

 先制適時打の福留は「打ったのはスライダー。チームとしてこれまでやられていた相手ですし、まずは先制点を取れるように積極的に打ちにいこうと思っていました。パピー(ゴメス選手)も続いてくれましたし、クリーンアップでいい形で点が取れて良かったです」と、狙っての“天敵”撃ちに手応え。

 2ランを放ったゴメスは「打ったのはストレート。いいスイングができたよ。打球もいい感じで伸びてくれたし、ホームランになって良かったね。打てたけど、アンダースローの投手はあまり得意としている印象はないんだ。リリースポイントが独特だし、ドミニカでもアメリカでも見たことがなくて日本で初めて見たからね。でもそんなことは言ってられないし、とにかく自分のベストスイングを次の打席以降もできるよう頑張るよ」と決意をにじませた。

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