“代打の神様”関本の適時打で同点
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「ヤクルト‐阪神」(2日、神宮球場)
今季限りでの現役引退を表明している阪神・関本が、試合を振り出しに戻した。
1点を追う八回、2死から代打・西岡の右前打、鳥谷の右前打で一、三塁となった場面で、代打で登場。その回から替わったヤクルトの守護神・バーネットの初球、143キロの直球を鮮やかに中前にはじき返した。プロ19年目の“代打の神様”が底力を発揮した。
「ありがとう」「頼りにしてます」などの応援ボードがあふれた阪神のスタンドからは、大歓声と大きな拍手が起こった。代走に坂が送られ、ベンチに戻った関本は、右手でヘルメットを掲げ、満足そうな表情でスタンドに応えた。