和田監督猛抗議!虎党は「和田コール」
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「ヤクルト-阪神」(2日、神宮球場)
阪神は1点を追う二回1死三塁から梅野。粘って11球目をたたいた打球は畠山が倒れ込みながら捕球、そのまま三塁へ送球し、併殺が完成した。
ところが、三塁走者の江越はワンバウンドと判断し、本塁にスタートを切っていた。これに三塁ベンチから和田監督が飛び出して猛抗議。
その後、審判団の協議。異例ともいえる5分45秒にも及ぶ長時間の話し合いの末、和田監督に説明したが、これに納得せずリミットギリギリの5分間、猛抗議した。指揮官の激しい姿に、阪神ファンからは「和田コール」が沸き上がった。
責任審判の森が場内にマイクで説明。
「大変長らくお待たせしました。球審と塁審で互いに違う判定をしました。ルールにより一番近い判定を優先し、打者はフライアウト、三塁走者アウトで再開します」
ヤクルトファンで埋まるスタンドからは大きな拍手が送られた。