福原 ドラフト同期の球児復帰を歓迎
阪神・福原忍投手(38)が4日、サンテレビの「熱血!タイガース党」に生出演し、ドラフト同期入団の藤川球児投手(35)のチーム復帰を歓迎した。
ともに1998年度のドラフトで指名されて入団。藤川は高知商からドラフト1位、福原は東洋大から同3位での入団だった。「同期入団なんで、また一緒にやれるという喜びもありますし、海外に行って学んだこともあるでしょうし、いろんな話を聞きたいですね」と、ともにプレーすることを心待ちにした。
福原にとって藤川は「とんでもない真っすぐを投げていたんで、そういう真っすぐを僕も投げたいという気持ちがすごいありますし、目標にしている部分もあります」と、目指すべき存在でもあるという。「一緒に競争しながら、チームを盛り上げていければいい」と、ともにチームを引っ張っていくつもりだ。
金本新監督は、来季のレギュラーの一人に福原の名前を挙げていた。しかし福原は「名前が出たことは光栄というかうれしいですけど、まだまだ競争だと思っていますし、自分ではポジションが決まっているとは思っていない」と、あらためて気を引き締めた。
福原は今季、セットアッパーとして自己最多の61試合に登板し6勝4敗1セーブ33ホールド、防御率3・02をマーク。39ホールドポイントで2年連続で最優秀中継ぎ投手にも輝いた。3日に契約交渉に臨み、3000万増の1億5000万円でサイン。プロ18年目の来季は、自己最高年俸となった。(金額は推定)