助っ投明暗マテオは上々、ドリス3失点

4回、走者を背負いながらも、好投する阪神 マルコス・マテオ^=沖縄・宜野座村野球場(撮影・西岡正)
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 「阪神紅白戦」(14日・宜野座)

 新守護神候補と目されるドミニカン右腕コンビは、対照的な実戦デビューとなった。マテオは最速151キロで1回1安打無失点、ドリスは1回4安打3失点だった。

 まずはマテオ。白組の3番手で四回から登板すると、先頭の4番・新井良への2球目に、この日最速の151キロを計測。最後は138キロのスライダーで空振り三振に仕留め、変化球の精度もアピールした。

 5番・ペレスは遊ゴロ。6番・梅野には直球で詰まらせながら中前打を許したものの、横田を三ゴロに打ち取り、1回1安打無失点、1奪三振でマウンドを降りた。

 続いてドリスが紅組の3番手で四回からマウンドへ。しかし、1死から5番・江越に154キロの直球をはじき返され、右中間への三塁打を許す。すると、6番・荒木の右前適時打で初失点。続く中谷にも左前適時打、さらに2死二、三塁から上本に右前適時打を浴び、失点を重ねた。

 最速155キロを計測した直球は大半が150キロ台だったが、1回4安打3失点、1奪三振と結果は芳しくなかった。変化球はワンバウンドが5球と課題を残した。

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