掛布2軍監督、まな弟子の活躍を称賛
阪神・掛布雅之2軍監督(60)が26日、高知・安芸から沖縄・宜野座に送り出したまな弟子たちの1軍での活躍を心から喜んだ。
25日に行われた日本ハムとの練習試合(宜野座)にドラフト1位・高山俊外野手(22)=明大、同6位・板山祐太郎外野手(21)=亜大、育成選手の原口文仁捕手(23)の、昇格したばかりの3選手が出場。試合をチェックしていた掛布2軍監督は「3人ともそれなりの形を見せた」と及第点を与えた。
高山は「7番・指名打者」でフル出場し、第4打席で投手強襲の初安打も記録。「内容はすごくよかった。ボールを見る形とか雰囲気はすごくあった。十分だったと思いますよ」と絶賛。第1打席は見逃し三振に倒れたが「振ることも大切ですし、ボールを見極めることも大切。すべての見逃し三振がダメということでもない。三振することも経験ですし、打つことも経験ですから、そういう意味では1軍のいいデビュー戦だった」と高く評価した。
途中出場で2打数1安打とアピールした原口については「2打席とも内容がよかった」と称賛。八回に代打で空振り三振を喫した板山に関しても「最後は抜け球でやられたけど、それまでの仕掛け方とか雰囲気はよかった」と一切責めることはなかった。
また、最後に自ら口に出したのが“一番弟子”とも言える横田慎太郎外野手(20)の名前だ。実戦6試合で21打数10安打と1軍キャンプで結果を出し続けている。「横田はちょっと狂い咲きしているけど」と大活躍に目を細めていた。