金本監督「1軍も2軍も含めて勝った」

ハイタッチでナインを迎える阪神 メッセンジャー(中央)、阪神・金本監督(左)ら=甲子園
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 「阪神5-2DeNA」(14日、甲子園球場)

 阪神がDeNAに連勝して10勝に到達し、広島とともに再び首位に立った。1-1の六回、江越の右越え適時二塁打、途中出場の横田の左前適時打で2点を勝ち越し。八回にはゴメスが左翼席に2ランを放った。金本監督は、試合を決めた若手を絶賛した。

 四回の攻撃で、4番の福留が左前打を放った後、代走を送られて交代。脚を痛めたと見られる。金本監督は「一番頼りになるバッターが外れてしまって、正直動揺しましたけどね」と心情を吐露した。

 それでも六回に3番・江越の勝ち越し打に続き、福留の代走として出場した横田が左前適時打。「江越と横田、若い2人がタイムリー打ってくれて。きょうはチーム全体、1軍も2軍も含めて勝った試合だったと思いますね」と感謝した。特に横田については「左ピッチャー(DeNA先発の今永)だったんで迷ったんですけど、やっぱり若い力で行こうと、あえて左バッターの横田を出したんですけどね。本当によく打ってくれました」と手放しで褒めた。

 前日13日の雨天中止を挟んで、DeNAに連勝。今季10勝6敗で貯金4とした。「カードの勝ち越しが常に目標なんでね。今回は2つになりましたけど、勝ちと負けとは大きな違いなんでね。貯金がこのカードで2つできたというのは大きいですね」。ただ、広島と並んで首位に立ったことには「全く順位は気にしていないです。これは本当に」と語った。

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