プロ野球・阪神タイガースとコラボしたスカイマークの特別機「タイガースジェット」お披露目記念式典が２０日、神戸空港で行われ、阪神の四藤慶一郎球団社長、ＯＢの吉田義男氏、三宅秀史氏、江本孟紀氏、上田次朗氏らが出席した。

　四藤社長は「タイガースジェットがもっと注目されるように頑張りたい」とあいさつ。一方、スカイマークの佐山展生会長は「子供の頃からファンで、ずっと見ていますが、４、５０年前は８月に３ゲーム差で２位。で、天王山の第１戦で負けていた記憶があります。そういうことがないように。今年はだんご。チャンスはあると思う」とタッグを組む虎にエールを送った。

　また、吉田氏が「タイガースも変わったもんだなと。飛行機にタイガースのロゴ。隔世の感があります」と話せば、「全国からファンを甲子園に送っていただきたい」と上田氏。江本氏は「タイガースはまだ小型機くらいで、３０００メートルくらいしか飛べませんが、もうすぐ１万メートルくらい飛んでいくと思うので期待してください」と語った。

　タイガースジェットは機体に球団ロゴなどがデザインされ、客室乗務員は阪神のレプリカユニホームを着用。乗降の際には「六甲おろし」が流れる“虎仕様”で、４月２７日に羽田－神戸空港間を初就航した。同社の全路線で、１０月末までの運航を予定している。