福留、日米通算2000安打一問一答(下)
「広島4-2阪神」(25日、マツダスタジアム)
阪神の福留孝介外野手(39)が日米通算2000安打を達成した。4点を追う六回2死二塁で迎えた第3打席で、広島の先発・岡田から、この日2安打目となる二塁内野安打を放った。
試合後の一問一答は以下の通り。 (囲み取材で)
-達成したこの日は、予想していたタイミングだったか。
それは全然思ってないです。いつとかタイミングとかあまり思っていなかったです。
-試合前に家族から言葉をかけてもらったか。
子どもたちは『今日打ってね』と声をかけてくれていたので、そういう意味では本当に見ている前で打てて良かったですね。
-新井に何か言葉をかけられていた。
「おめでとう」というところ。自分たちは同じユニホームを着ていたこともあって、今年は新井さんも2000本を打たれてというところだったのでね。本当に良かったと思います。
-会見では笑顔だった。
この数字を打てるとは思っていなかったですし、ここまでプレーできてなんとか数字を出せたというのは、うれしいです。個人的なことで、こういうこともなかなかないので、素直にうれしく思います。
-プロに入る前にこの数字を意識していた?
この数字というのを目標にするわけではないし、打てるとも思っていなかったので、それは素直にうれしいですし、ここまできたというのは自分の両親を始め周囲の方々に感謝して、またこれからやりたいなと思います。
-あと何本くらいから家族が球場へ来たのか。
この2本は来てもらっていたし、あと4本になったオリックス戦(20日)にも来てもらっていましたね。嫁には『4本打てる?』と聞かれましたけど。そういうふうにして、少しでも僕の気持ちを和らげてくれようと一生懸命してくれていたんだと思うので、感謝したいです。
-最も苦しかった思い出は?
節目節目でいろんなことがあるので、特にこれということはないと思うんですけど。
-達成感はある?
僕の中で達成感というのは正直ありますし、でもシーズンの途中ですし自分でゲームに出てユニホームを着ている以上、まだまだという気持ちも両方持っています。
-チームの優勝に向かって。
まずは今の状況をしっかり自分たちで受け止めて、これを乗り越えていかないといけないと思うので。若い選手が多い中で、僕とか鳥谷とかが前に立って引っ張っていかないといけないと思いますし。なんとかこの状況を打破していかないと、チームとして前に進まないと思うので。これからやっていきたいと思います。