鈴木桂治が代表引退、国士大監督に就任
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アテネ五輪柔道100キロ超級金メダリストの鈴木桂治(国士舘大教)が3日、都内で会見し、国士舘大柔道部の監督就任を発表した。
さらに「6月30日に強化選手辞退届を提出した。今後、日の丸を背負って試合をすることはない」と代表引退を表明。現役は続行し、東京代表として今秋の岐阜国体(9月29日開幕)に意欲を示した。
鈴木はロンドン五輪最終選考会の全日本選抜体重別選手権(5月、福岡)で敗退し、3大会連続の五輪出場が消滅した時点で代表から退くことを決意。「改めて『引退します』という会見はしない。心の中で『もう試合はいいや』と思った時が引退」と明かし、「国体や全日本選手権に出て柔道を楽しみたい」と語った。将来的な日本代表監督やコーチ就任については「柔道家みょう利につきる」と前向きだった。