三宅宏実、悲願メダルへ“勝負曲”決定

 ロンドン五輪重量挙げ女子48キロ級の三宅宏実(26)=いちご=が5日、母校・法大での壮行会に出席。3度目の五輪で悲願の表彰台に上るための“勝負曲”として、元JUDY AND MARYのボーカルで、ソロ歌手として活躍するYUKI(40)の楽曲を選んだ。

 ピアノ経験もある三宅は「音楽で(人は)変わりますから。好きなYUKIさんの曲をiPadなどに入れて持参する。音楽を友にしたい」と宣言。「今年4月、横浜のライブは翌日の練習を考えてあきらめた。五輪が終わってから…」と本番で結果を出した自分への“ご褒美”として「ライブ解禁」とする構え。

 さらに野菜で体調を整える“ベジタリアン作戦”も披露。「野菜は好きじゃないんですが、朝昼晩と食べています。ブロッコリーは野菜の王様、キノコは腸内洗浄、タマネギで血がサラサラ、キュウリで水分補給…」と、体のケアも万全だ。

 「今は93~94%の状態で200キロ付近を挙げている。28日の本番で100%にして自己ベストの207キロを超えたい」。アテネで9位、北京で6位と3位ずつ順位を上げ、今回は3度目の正直で父・義行氏と並ぶ銅以上を狙う。

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