柔道西山「昔の国士舘イメージ保つ」
ロンドン五輪の柔道男子90キロ級代表・西山将士(新日鉄)が10日、母校である都内の国士舘大での壮行会で健闘を誓った。新体操代表で、モデル級の容姿を誇る18歳のサイード横田仁奈(国士舘大1年)をはじめ、新体操の松原梨恵、シンクロの足立夢実、陸上やり投げの海老原有希と女性4人に囲まれて“黒一点”となった。
西山は「国士舘もいいイメージになった」と笑わせながら、「僕は昔の国士舘イメージを保つ」と無精ヒゲをなでながら武骨さをアピール。同じ08年卒業の海老原には「同級生のライバル」とメダル争いに意欲を示した。「国内ではよく自転車に乗っているので、ロンドンの選手村でも乗りたい」と現地の生活を想像しつつ、「僕の試合は8月1日。日々、当たり前の練習の中から細かい課題点を拾いながら調整している。いい意味で、人の目を気にしないで頑張る」と誓った。