理恵“勝負レオタード”で金!
ロンドン五輪に出場する体操女子の日本代表が14日、成田空港からロンドンへ出発した。日本選手団の公式スーツに身を包んだ主将の田中理恵(24)=日体大研究員=は「応援してくださる皆さんに、勇気や感動を与えられるように、全力で演技したい」と、競技人生の集大成へ決意表明。笑顔で手を振り、機上の人となった。
“勝負レオタード”も決まった。世界的デザイナーのコシノヒロコ氏がデザインしたユニホームは、上半身が白、下半身が黒と、その逆の2パターンが用意されている。塚原千恵子監督は「下が黒のものを使うと思う」と話した。
直前練習で会場の配色との違和感がなければ、そのまま予選、決勝と使う見込み。渡英直前の公開練習で、理恵も「下が黒の方が締まって見えるし、大事な予選ではそっちにすると思う」と話していた。持ち味の美しい体のラインを存分に見せることができそうだ。
直前の試技会ではミスを連発し、不安を露呈したが「調子は上がってきた」と自信満々。29日の団体予選から最高の舞を披露する。