小倉名誉会長、なでしこにラブコール
ロンドン五輪で金メダル獲得を目指して奮闘中の、サッカー女子日本代表が、8月から9月にかけて日本で開催されるU‐20女子W杯の特別ゲストとしてサプライズ登場する可能性があることが25日、分かった。
五輪視察のために英国入りしている、日本協会の小倉純二名誉会長(73)は「ヤングなでしこ(U‐20女子代表の愛称)ももちろんだけど“お姉さん”の方も頑張っているからね。五輪が終わったら、ぜひ大会に来てほしい」。日本女子サッカー界の未来を担う、若きなでしこたちとのコラボレーションを求めた。
名誉会長は、なでしこジャパンが日本女子サッカー史上初となる五輪メダル獲得となれば、試合会場で特別にメダルを展示する案なども提案し「(メダルを)胸にかけて回って欲しい。沢さんとかは忙しいでしょうが、何とかお願いしたいですね」と、U‐20W杯のアンバサダーを務めている沢、宮間らを筆頭に、なでしこジャパンがスタジアム行脚をすることも願っている。
実現されれば、世界王者であるなでしこたちの魂が、大会初優勝を目指す妹分にも継承されることになりそうだ。