イケシオ黒星発進…恋人に誓ったのに…
「ロンドン五輪・バドミントン混合ダブルス・1次L」(28日、ウェンブリー・アリーナ)
恋人に誓ったのに…。バドミントン各種目の1次リーグが始まり、混合ダブルスでB組の池田信太郎(31)、潮田玲子(28)=日本ユニシス=組はロベルト・マテウシャク、ナディエズダ・ジェバ組(ポーランド)に0‐2(18‐21、20‐22)で敗れ、黒星発進となった。ダブルスは4組に分かれた1次リーグで各組2位までが準々決勝に進む。女子ダブルスでD組の末綱聡子、前田美順組(ルネサス)はデンマークのペアに2‐1(18‐21、21‐14、21‐17)で逆転勝ちした。
最愛の人に、必勝を誓って出陣したはずだった。混合ダブルスで8強入りを狙う池田、潮田組はミスが目立ち、格下のポーランドのペアに痛恨の黒星。潮田は「絶対に勝たないといけなかった」と悔しがり、池田は「ミスが多く、自分たちのプレーができなかった」と下を向いた。
勝負どころでサーブの精度を欠いた。第1ゲームは17‐18で池田がサーブミス。第2ゲームも18‐20から追い付いたが、池田が腰より上からサーブを打ったと判定され、大事な場面で三つ目のフォールトを取られた。
潮田は試合前、28日付で自身のブログに恋人へのメッセージをつづった。『大切な君へ』というタイトルで始まった文章は、「夢の舞台を明日に控えて想う事は君への感謝の気持ち…。『北京から4年ようやくたどり着いた舞台みんな楽しみにしてるよ。俺はほんの1年間しか見てきてないけど心から応援してるから』君はそう言ったけれど、この1年間一番苦しいときに側にいてくれたのは君だから。君の優しさは何よりも癒しになった。君の励ましは何よりも救いになった。いっぱい心配かけたけどようやくたどり着いた夢の舞台、私らしく精一杯戦ってくるよ。苦しくても逃げずにちゃんと戦ってくるから。。。」などとしたためられたもの。
ブログの最後には「今まで公言しなかった恋人」と明記。潮田は6月にサッカーJ1柏レイソルのDF増嶋竜也との熱愛が写真週刊誌で報じられていた。