韓国・洪明甫監督「日本を熟知」
「ロンドン五輪・サッカー男子・準決勝、ブラジル3-0韓国」(7日、オールドトラフォード)
男子サッカー準決勝で、韓国はブラジルに0‐3で完敗した。3位決定戦は韓国史上初のメダル獲得が懸かる。そして、相手は日本。Jリーグの柏などで活躍した洪明甫監督は「日本のことは熟知している。最も大切なのは試合前に選手がいかに回復するか」と勝負の鍵を指摘した。
さらに「選手は最後の試合で見事な仕事をしてくれると信じている。好結果で五輪を終えたい」と期待を寄せた。J1大宮に所属していた金英権は「銅メダルを獲得するので(ブラジル戦の敗戦も)あまり気にならない」と勝利を予告した。
メンバーは、奇誠庸、具滋哲らA代表で活躍する有望世代に、オーバーエージ(OA)枠でアーセナル所属のFW朴主永を加えた豪華布陣。大会前までC大阪でプレーしたMF金ボギョンは朴智星の後継者とされ、J1の15試合で7得点をマークしたストライカーだ。
五輪での直接対決はないが、今大会は日本を準決勝で破ったメキシコと、1次リーグで0‐0で引き分けている。銅メダルをかけた戦いに、韓国もすべてを出し尽くす。