太田、フェンシング普及活動宣言
フェンシングの男子フルーレ団体で初めて銀メダルを獲得した太田雄貴(26)=森永製菓=ら代表メンバーが8日、帰国した。成田空港で取材に応じた太田は、五輪の余熱に乗って全国のちびっ子への普及活動を展開する考えを明かした。
準決勝のドイツ戦を制して銀メダルの立役者となった太田だが、8強にも進めなかった個人戦について「ダメな自分を、時間がたつごとに強く思う」と振り返った。胸に刻まれたそのしこりが“次こそ”の原動力には「単純にはならない」とも漏らした。
今後は未定の部分が多いが、はっきりしているのが「トップ選手の仕事の一つ」と自負する普及活動。「やったことのない子にどうやって種をまいていくかが重要」と対象も絞っており夏休み後半を中心に全国を回る計画だ。