室伏、当選無効にJOC再調査要望
国際オリンピック委員会(IOC)選手委員の選挙で、陸上男子ハンマー投げの室伏広治選手(37)=ミズノ=が選挙活動に違反があったとして当選を無効にされた問題で、日本オリンピック委員会(JOC)は17日、東京都内で幹部会を開き、IOCに事実誤認があるとして再調査を要望する方針を決めた。
回答を受けた上で室伏の意向も踏まえ、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴するかを今月末までに判断する。JOCの野上義二理事は「いいかげんな部分がある。ただ会話するのとキャンペーン活動とは大きく違う。認識の食い違いが何点かあり、事実関係の確認を求めたい」と説明した。