松田「3度目の正直でメダルを」 ライフル射撃で五輪3大会連続出場
リオ五輪のライフル射撃代表が19日、東京都内で記者会見し、北京、ロンドンに続く3大会連続出場となる松田知幸(40)=神奈川県警=は「三度目の正直でメダルを獲得したい」と意気込んだ。
日本選手メダル第1号を今度こそ手に入れる。開会式翌日の8月6日に行われる10メートルエアピストルに出場する松田は「初日の競技なので、足掛かりとして結果を出したい。ロンドン五輪でも第1号として注目された。その経験をリオでは修正して必ず結果を残したい」と日本選手団を勢いづけるメダル獲得を誓った。
北京、ロンドン五輪ともに10メートルエアピストル、50メートルピストル両種目に出場したものの予選落ちに終わっただけに、「12年間の努力の証しを発揮したい。経験を上積みしてきた自信はある」と雪辱への思いは強い。
2010年には世界選手権2冠、14年にも50メートルピストルでワールドカップ(W杯)優勝など「国際大会表彰台常連だと思っている」と胸を張るだけの実績もある。「射撃の魅力を伝えたい」という競技メジャー化のためにも、10点の直径が11・5ミリという小さくて大きなターゲットを、経験を生かして射抜く。