ロシア柔道11選手全員が五輪へ カヌー5選手は除外決定
国ぐるみのドーピングがあったロシアのリオ五輪参加問題で、国際柔道連盟のマリアス・ビゼール会長は26日、同国がエントリーした11選手全員がリオ五輪に出場すると語った。一方、国際カヌー連盟(ICF)は世界反ドーピング機関(WADA)調査チームの報告書で指摘された違反に関与した5選手の除外を発表した。
25日にはロシア・オリンピック委員会のアレクサンドル・ジューコフ会長が、五輪に出場予定だった13選手が違反歴を理由に除外対象となる見通しを明らかにした。水泳、自転車、重量挙げ、レスリング、ボートの選手が含まれる。
国際バレーボール連盟(FIVB)は男女のチーム出場へ前向きに対応することを明らかにし、国際トライアスロン連合(ITU)もロシア6選手の出場を認める方針を示した。これまでにテニスとアーチェリーで参加が認められ、馬術も容認している。