野沢啓佑、昇竜ハードラーは「メダルへの意識を持つ」 男子400M障害代表

 リオデジャネイロ五輪の陸上競技男子400メートル障害に出場する野沢啓佑(ミズノ)が4日、成田空港発の航空機で直前合宿地の米ニュージャージー州に向け、同男子1万メートル代表の設楽悠太(Honda)、村山紘太(旭化成)らと出発。搭乗前の会見で、「メダルへの意識を心の中でしっかり持つ」ときっぱり語った。

 野沢は今年5月に48秒67の自己ベストをマークすると、6月の日本選手権では予選、準決勝、決勝の全てで五輪への参加標準記録を突破して初優勝し、文句なしで代表の座を獲得した。

 この日も「米国での調整でもうひと段階レベルを上げ、五輪では結果を残したい」という自信の言葉が自然と出る。早大3年時の4年前に座骨神経痛を発症しながら、その後に腰回りの腸腰筋を鍛える体幹トレーニングで克服。今年になってリオへの照準がピタリと定まった。

 開会式(5日)を2日後に控えたブラジルでは3日、女子サッカーの初戦が始まった。野沢は「自分もモチベーションを上げていきたい」と話し、リオでの楽しみを問われると、「選手村では他の競技の人と交流したい」とした上で、「自分がどこまで実力を発揮できるのかが一番の楽しみです」と目を輝かせた。

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