打ち合い敗れ監督「手倉森ジャパンらしくない」 守備修正し中2日コロンビア戦へ

 日本-ナイジェリア 後半、3点目のゴールを決める浅野(16)=マナウス(共同)
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 「リオ五輪・サッカー男子・1次リーグ、日本4-5ナイジェリア」(4日、アマゾニア・アリーナ)

 序盤から点の取り合いになった末の黒星発進に、日本の手倉森誠監督は「与えた失点があまりにも多すぎた」と悔やんだ。

 試合後のインタビューでは、明るい表情を見せ「手倉森ジャパンらしくない打ち合いの展開になってしまった。先制を許したのがありますから。点は取れているので、守備のところを修正して次に進めれば」と課題を挙げた。

 前半6分に先制され、常に後を追う展開になった。序盤こそ、相手のゴール直後に得点し、前半9分に興梠がPKを、同13分に南野が決めて食らいついたが、同42分にクリアが不完全になったボールをエテボに詰められた失点が大きかった。後半6分、21分にもエテボに決められ、一時は2-5にまでリードを広げられた。

 その後、後半25分に浅野が、同ロスタイムに鈴木が得点し、1点差まで詰め寄ったが、反撃もここまで。指揮官も諦めずに得点を重ねたことには、「これがなければ日本じゃないし、打ちのめされても挑んでいく姿勢は見せられた。次の試合で日本に勝利を届けたいと思います」と前を向いたが、「与えた失点があまりにも多すぎた」と悔やんだ。

 日本の次戦は日本時間で8日午前10時(現地は7日午後9時)のコロンビア戦。日本が入っている1次リーグB組ではスウェーデンとコロンビアが引き分けているため、まだ勝利を重ねれば自力で決勝トーナメントへ進出が可能だ。手倉森監督は「反省するところを反省すれば、しまったゲームになると思う。開幕戦ならではの慌て方というか。そこを仕留めるクオリティーがナイジェリアにあった」と分析し、次へつなげる考えを示した。

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