エース萩野が覚醒2冠へ死角なし 日本史上初200自のメダル見えた
「リオ五輪・競泳・男子200メートル自由形・準決勝」(7日、五輪水泳競技場)
前日の男子400メートル個人メドレーで金メダルを獲得した萩野公介(21)=東洋大=は200メートル自由形準決勝を全体で2位の1分45秒45で通過し、決勝に進んだ。
覚醒したエースが止まらない。男子200メートル自由形準決勝で萩野が全体2位で決勝に進出。男子400メートル個人メドレーを制し、一夜明けての種目だったが「想定通りのレースができた」と胸を張った。
日本勢が表彰台に上ったことのない種目で、史上初のメダル獲得を射程圏内に捉えた。「決勝は見ていて面白いレースになると思う。前半はしっかりついていって、最後に差しきるイメージ」と言い放った。
前日の金メダルの勢いはそのまま。祝福のメールは続々届いているが「全然返信できていない。申し訳ないけど、まだレースが残っているのでそっちで頑張ります」。400メートル個人メドレーに続いて、お礼代わりの大活躍を届ける。