山室、最初のあん馬で落下「どうしようかと思った」金メダルで顔クシャクシャ
「リオ五輪・体操男子団体・決勝」(8日、リオ五輪アリーナ)
予選4位だった日本(内村航平、加藤凌平、田中佑典、山室光史、白井健三)は、平行棒、床など得意種目で得点を伸ばし274・094点をマークし、アテネ五輪以来となる3大会ぶり7度目の金メダルを獲得した。
山室は1種目目のあん馬で、マジャール移動の際にポメルから手が外れて落下した。それだけに、最後の床が終わり、他国の結果で金メダルが確定すると、顔をクシャクシャにして安堵(あんど)の気持ちを表した。
表彰式後は「最初に自分がミス。落ちたときどうしようかと思ったが、次の種目があったので声を出すしかなかった。みんないいムードだった。みんなに感謝します」と話すと、金メダルのかかった胸をなで下ろしていた。