女子200バタ・星が銅メダル 「悔いはない」
「リオ五輪・競泳女子200mバタフライ・決勝」(10日、五輪水泳競技場)
競泳女子200mバタフライ決勝で、昨年世界選手権王者の星奈津美(25)=ミズノ=は2分5秒02で前回ロンドン大会に続く銅メダルを獲得した。
序盤から積極的に飛ばした星は、100mで3位に浮上。ラスト50mで金メダル争いに絡んだがわずかに及ばなかった。金メダルは2分4秒85でベルモンテ・ミレイア(スペイン)。
レース後、涙ながらに「積極的に、悔いのないように全部出し切ろう」と自身の泳ぎを振り返った。金メダルを意識していたと明かしたものの「腕はかけなくなる、足は蹴れなくなるほど初めて出し切れたので悔いはない」と納得の表情を浮かべた。
9日に行われた準決勝では2分6秒74を記録し、全体4位で決勝進出。2012年のロンドン五輪では銅メダルを獲得しており、金メダルも期待されていた。なお、今大会100mバタフライでは58秒03をマークし準決勝で敗れている。