内村の疲労度は深刻だった 森泉コーチ「あん馬のアップで手が震えていた「
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「リオ五輪・体操男子個人総合・決勝」(10日、リオ五輪アリーナ)
ロンドン五輪金メダリストの内村航平(コナミスポーツ)が、6種目合計92・365点で44年ぶり史上4人目の連覇を達成した。
苦楽をともにしてきた森泉貴博コーチから見ても、内村の疲労度は深刻だった。
「疲労困憊だった。今までで1番疲れていたと思う。演技直前のあん馬のアップでは手が震えていた。見たことがなかった」。
それでも的確なコーチングで連覇に導いた。驚異的な精神力を見せつけた内村に「コーチをやってきて、本当に幸せ。誰もがこういう選手について、帯同して五輪や世界選手権で金メダルを獲りたいと思ってる。最高です」と、目を細めた。