柔道銅メダリストが携帯奪った泥棒を追い殴られる
柔道男子73キロ級で銅メダルを獲得したベルギーのディルク・バンティヘルトが9日未明、窃盗事件に絡んで顔を殴られた。地元メディアなどがベルギー五輪委員会や警察の話として10日までに伝えた。準決勝で大野将平(旭化成)に敗れていた。
同選手は8日の試合が終わった後、関係者らとリオデジャネイロ南部コパカバーナ地区でメダル獲得の祝宴を挙げたが、その際、女に携帯電話を盗まれ、追い掛けた。女が逃げ込んだとみられるホテルで従業員と争いになり、殴られたという。
ホテル側は「選手は施錠した扉を破って侵入した。従業員を攻撃したため自衛した」としている。選手とホテル従業員はいずれも警察で事情を聴かれた。
同選手は顔にあざができ病院に行ったが、特に手当ては不要とされた。