タカマツ組「金」へ万全 バド1次L全勝で1位突破決める

 「リオ五輪・バドミントン・女子ダブルス・1次リーグ」(13日、リオ中央体育館)

 1次リーグが行われ、すでに準々決勝進出を決めている女子ダブルスA組の高橋礼華(26)松友美佐紀(24)組(日本ユニシス)はムスケンス、ピーク組(オランダ)を退け、3戦全勝で同組1位通過が決まった。

 これ以上ない形で1次リーグを終えた。女子ダブルスの高橋、松友組は、8強入りが決まっているペア同士のA組最終戦で21-9、21-11と圧倒。3連勝で同組1位通過を決め、世界ランキング1位の力を見せつけた高橋は「相手は疲れていたが、その中でも気を緩めず、とても良かった」と自賛した。

 前衛の松友がチャンスをつくり、高橋が後衛からの強打で仕留める得意パターンの破壊力を改めて示した。第1ゲームの3-2から11連続得点で流れを引き寄せ、松友は「感覚が徐々に良くなっている」と手応え十分。レシーブでサイドラインを割ることが普段よりは多かったが「(空調による)横風で少し流れただけ。コースは悪くない」と問題はなさそうだ。

 この日はリオ五輪限定で用意された上下白色のウエアで初めて臨んだ。オレンジ、青の通常モデルと順番に着用しているそうで、高橋は「次に着るのは決勝」と3試合後の大一番まで計算に入れて戦いを進める。

 最大のライバルである世界ランク2位の于洋、唐淵渟組(中国)がD組で2位通過。準々決勝で当たる可能性も出てきたが、松友は「相手は誰だろうと強い。課題は自分たちのプレーをどこまでできるかだけ」と足元を見つめた。

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