内村航平「満足という以外ない」 ゆかはメダル逃すも充実感
「リオ五輪・体操男子種目別ゆか・決勝」(15日、リオ五輪アリーナ)
内村航平(27)=コナミスポーツ=は15・241で5位で、団体、個人総合に続くメダル獲得はならなかった。これでリオ五輪の出場種目はすべて終了。「満足という以外ない」と振り返った。
内村は、個人総合決勝で腰を痛め、種目別ゆかへの出場が危ぶまれていた。演技後のインタビューでは「自分の演技ができなかったこと、それが一番悔しいところで。でも腰の状態も悪くて、出られるかどうか分からないところから、これだけ演技ができたことはよかったと思う。(欠場も)一瞬、頭をよぎったんですけど、自分で権利を勝ち取って、オリンピックの舞台でそういったことをしていいんだろうかと思って。腰が壊れても出てやろうと思っていた」と、心境を語った。
リオ五輪では団体、個人総合で金メダルを獲得。特に一番の目標に掲げていた団体で優勝し、「目標としていたものが取れたので、満足という以外ないです」と、充実感をにじませた。