水谷隼2戦2勝の活躍「優勝しか見てない」卓球男子が銀メダル以上確定

 決勝進出を決めコートに倒れこみ喜ぶ水谷隼=リオデジャネイロ(撮影・棚橋慶太)
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 「リオ五輪・卓球男子団体・準決勝」(15日、リオ中央体育館)

 日本は、ロンドン五輪銅メダルのドイツに3-1で逆転勝ちして、決勝に進出。銀メダル以上を確定させ、男子団体初のメダルをもたらした。17日(日本時間18日)に行われる決勝では中国-韓国の勝者と金メダルをかけて対決する。

 第4試合で、シングルス銅メダリストのエース水谷隼(ビーコン・ラボ)が、バスティアン・シュテーガーを圧倒し、ストレート勝ち。メダル獲得が決まった瞬間、水谷は床に大の字にとなり絶叫。丹羽孝希(明大)、吉村真晴(名古屋ダイハツ)と抱き合って喜びを分かち合った。

 日本は第1試合のシングルスで吉村が0-3で完敗。第2試合で、水谷が左利きのベテラン、ティモ・ポルと対戦し、沈む球の対処に苦労しながらもストレートで押し切って1勝1敗とした。

 第3試合は丹羽、吉村組が第2ゲームは失ったものの、常に主導権を握り貴重な2勝目を挙げた。

 今大会2つ目のメダル獲得が決まった水谷は「2番(第2試合)の相手には過去1勝14敗ぐらいだったが、この舞台では自信があって絶対勝てると。大舞台で勝ててよかった。(決勝では)優勝しか見てないです。メダルを取れてホッとはしてますけど。あと1試合、最高のプレーをしたい」と力強く話した。

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