野沢 400メートル障害自己ベストで準決勝へ

 「リオ五輪・陸上男子400m障害・準々決勝」(15日、五輪スタジアム)

 男子400メートル障害予選は野沢啓佑(25)=ミズノ=が48秒62の4組1着で準決勝に進み、松下祐樹(24)=ミズノ=は49秒60の1組4着で敗退した。

 初の五輪で堂々の走りを披露した。陸上男子400メートル障害の野沢は予選4組で、トップでゴールし、準決勝に進んだ。48秒62は予選全体6番目。自己記録も0秒05更新した。急成長する25歳のハードラーは「予選は自己ベストを目標にしていたので、達成できたのは良かった」と充実の表情を浮かべた。

 前半から積極的に飛ばした。175センチ、62キロのしなやかな体で中盤もスピードを緩めることなく、差をぐんぐんと広げた。最後は「動きがきつかった」と少し力を緩めながらも、そのまま真っ先にゴールに飛び込んだ。

 山梨県出身。巨摩高2年から400メートル障害に取り組む。昨年の世界選手権代表を逃した悔しさをばねに、今季は自己ベストを連発している。

 目標はこの種目で日本の五輪史上初の決勝進出。「あとはチャレンジするだけ。最低でも自己ベストで終われるようにやりたい」と意気込んだ。

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