五輪公園にカメラ落下 7人ケガ 五輪公園に叫び声

 メイン会場の五輪公園で15日午後、ケーブルを移動して上空から会場などを撮影するテレビカメラが落下した。地元メディアによると、下にいた8歳と11歳の女児を含む7人が飛び散ったカメラの破片や落ちてきたケーブルに当たり、顔や脚などに軽傷を負った。

 目撃者によると、当時約40人の観戦客らが周囲におり、叫び声が上がるなど一時騒然となった。

 報道によると、4人が病院に運ばれ、3人は現場で手当てを受けた。在リオ日本総領事館によると、日本人が巻き込まれたとの情報はない。

 国際映像を供給する五輪放送サービス(OBS)のカメラで重さは100キロ以上あり、20メートル以上の高さから落下した。五輪公園のある西部バーラ地区では当時、秒速15メートル程度の風が吹いていたという。

 事故があったのは、レスリングが行われている競技場「カリオカアリーナ2」の入り口付近。近くで目撃した英国人のクリス・アダムスさんは「突然大きな音がしてケーブルが外れ、地面に落ちたカメラの破片が飛び散った」と興奮した様子。けがをした人たちはひどくショックを受けているようだったという。

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