加藤凌平ぶっつけ本番でF難度に挑戦も倒立乱れ7位

 「リオ五輪・体操・種目別男子平行棒・決勝」(16日、リオ五輪アリーナ)

 加藤凌平(22)=コナミスポーツ=は15・233点の7位。予選より難度を上げた演技構成に挑んだが、倒立姿勢などでぶれが出た。女子床運動は村上茉愛(20)=日体大=が14・533点で7位で、この種目では84年ロサンゼルス五輪7位の森尾麻衣子以来の入賞。優勝のバイルス(米国)は団体総合、個人総合、跳馬と合わせて史上5人目の4冠を達成した。

 男子平行棒の終末技で、加藤はこれまでの「D」から難度を二つ上げたF難度の「前方抱え込み2回宙返りひねり降り」に“ぶっつけ本番”で挑んだ。最後を意識するあまりに倒立が乱れ、結果は7位。しかし、着地には成功し「順位は悔しいけど、この構成を初めて披露して成功できた。最後は楽しい五輪だった」と満足感を口にした。

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