水谷、東京五輪でのリベンジ誓う「悔しさバネに優勝」

スタンドの応援団に手を振る水谷隼(撮影・棚橋慶太)
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 「リオ五輪・卓球男子団体・決勝、中国3-1日本」(17日、リオ中央体育館)

 卓球初の金メダル獲得を目指す日本は、五輪3連覇を狙った中国に敗れて金メダルを逃したが、男子として初めてとなる銀メダルを獲得した。

 エース・水谷隼(27)=ビーコン・ラボ=は第2試合のシングルスで許昕に3-2に勝利。過去12戦全敗の相手から奪った白星に「彼には過去、数多くの大きな舞台で負け続けてきて、オリンピックという最高の舞台でリベンジできて、今までの借りを返せてスッキリしました」と自身の勝利を喜んだ。

 惜しくも、王者・中国にあと一歩及ばなかったが、「このメダルが必ず東京五輪につながると信じています。優勝することができなかったですけど、この悔しさをバネに東京五輪では優勝したい」とリベンジを誓っていた。

 丹羽孝希(21)=明大=は「シングルスの水谷さんの(銅メダルを)かけさせてもらって、自分も取りたいという思いが強くなって、こうして銀メダルが取れてうれしいです」と銀メダルを喜ぶと、吉村真晴(23)=名古屋ダイハツ=も「初めてのメダルはずっしりと思いたいものだなと感じて、最高です。男子初の団体のメダルを取れたことが一番の収穫でした」とメダルを手に笑顔を見せていた。

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