【篠原信一コラム】吉田選手の覚悟を見習って最後まで突っ走るでー!

 女子レスリングの吉田選手は4連覇を狙ってのリオ五輪で残念な結果に終わりましたが、感動、勇気、元気をもらいました。「胸を張って帰って来い」ということは皆さんも言われてたんで、僕は別のことを言います。

 彼女は試合後、謝ってました。もちろん4連覇は自身の目標、夢でもあったでしょうし、重圧もあったでしょう。吉田選手はそれだけの覚悟を持って五輪という舞台に立ったんだということを、今後オリンピックを目指す選手たちには見習ってもらいたいなあと思いました。

 レスリングは男子も健闘しました。グレコローマン59キロ級銀メダルの太田選手も、きょうのフリースタイル57キロ級銀メダルの樋口選手も、金メダルを取りたかったとおっしゃってました。太田選手は「銀メダルの練習しかできてなかった」とも。これから金メダルを取る練習をして、東京五輪ではぜひとも取ってもらいたいですから、ここではあえて「お疲れさま」としか言いません。

 バドミントンはタカマツ・コンビが日本勢初の金メダル。抜群の攻めと粘り、チームワークでつかんだ結果やー!本当におめでとうございます。

 シンクロのマーメイドジャパンは、デュエットに続いてチームでも銅メダルを獲得しました。「天照大神」のあのリフトは素晴らしかった。厳しい練習をしてきたことがよくわかる。井村監督のメダルを取らせたい、選手の取りたい、という思いが見えました。本当にシンクロは美しい!何度見てもシンクロは美しい!

 選手たちが一番頑張ってたと思いますが、試合を終えた後の井村監督の笑顔がとってもステキやった。厳しい、厳しいと言われてましたけどね。

 感動、興奮、絶叫の日々も残りわずかとなってしまいました。ずーっと寝不足やけど、最後まで突っ走るでー!!!(デイリースポーツ特命リオ五輪応援団長・篠原信一)

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