ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子蔵王大会最終日は21日、山形市クラレ蔵王シャンツェで個人第8戦(ヒルサイズ=HS102メートル)が行われ、伊藤有希が90・5メートル、91・5メートルを飛び、合計215・7点で今季自己最高の2位に入った。
高梨沙羅は89メートル、91メートルの215・4点で3位。ジャンプの男女を通じて歴代単独最多の通算54勝達成は持ち越した。伊藤、高梨がそろって表彰台に立つのは今季初。マーレン・ルンビ(ノルウェー)が97メートル、101メートルの245・9点で圧勝、5連勝で今季6勝目を飾り、通算10勝とした。