スマイルジャパン 南北合同チーム対策「映像を入手する」

 平昌五輪に出場するアイスホッケー女子日本代表「スマイルジャパン」の壮行会が22日、都内で行われた。

 開幕直前になって、韓国が北朝鮮との合同チームで出場することが決まったが、山中武司監督(46)は「北朝鮮選手のデータはない。五輪前の(韓国の)テストマッチの映像を入手してチェックし、選手や戦術を分析したい」と対応策を練ることを明かした。

 世界ランク9位の日本と同22位の韓国は、1次リーグで同組。格下ではあるものの、北朝鮮との合同チームは未知数だ。とはいえ“急造チーム”の中でも、主体は変わらず韓国選手である見込みが高く、指揮官は「あまり変わらないと思う」と影響は大きくないことを強調した。

 日本が南北合同チームと対戦するのはリーグ3試合目で、それまでのスウェーデン(世界ランク5位)、スイス(同6位)に勝てば、初の決勝トーナメント進出がグッと近づく。

 ともに難敵だが、「今はとにかくチームを仕上げて1、2試合目に勝ち切ることに集中する」と指揮官。主将の大沢ちほ(道路建設ペリグリン)も「自信を持ってメダルにチャレンジできるチームになった。試合開始から100%を出し切って勝負したい」と気合を入れた。

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