小平が決意表明「平昌から東京へ勇気と感動を」 平昌五輪結団式
平昌五輪(2月9日開幕)に出場する日本選手団の結団式が3日、東京・大田区総合体育館で行われた。金メダル獲得が期待されるスピードスケート女子の小平奈緒(31)=相沢病院=が日本選手団主将として「今大会では皆さまへの感謝の気持ちを込め、最高のコンディションで臨み、それぞれがベストなパフォーマンスを発揮できるよう全力を尽くして参ります」などと決意表明を行った。
女性の主将は2006年トリノ大会のスピードスケートの岡崎朋美以来。小平は昨季から国内外で無敗が続く500メートルと、昨年12月に世界記録を出した1000メートルで優勝候補筆頭に挙がっている。
小平の決意表明は以下の通り。
私たちは第23回オリンピック冬季競技大会の名誉ある日本代表選手団に選ばれたことを誇りとし、自覚と責任を持って大会に臨みます。これまで多くの方に支えていただき、今日この日を迎えることができました。
今大会では皆さまへの感謝の気持ちを込め、最高のコンディションで臨み、それぞれがベストなパフォーマンスを発揮できるよう全力を尽くして参ります。また、日の丸の誇りを胸に「人間力なくして競技力向上なし」のスローガンの下、行動規範を順守し、参加各国、地域の選手団との友好と国際親善に務めて参ります。
われわれ冬季競技の活躍が、地元開催となる2020年の東京オリンピックでの飛躍につながるよう、平昌から東京へ、そして日本中、さらには世界へ、勇気と感動を届け、未来への希望となれるよう、チームジャパン一丸となり精進することを誓います。
日本選手団主将
小平奈緒