加藤条治 豊富な経験武器に平昌で「金メダル取る」 所属先を表敬訪問
スピードスケート男子500メートルで平昌五輪に出場する加藤条治(博慈会)が25日、東京都内で所属先の三瓶広幸理事長を表敬訪問し「金メダルを取るという約束の下で競技をさせていただいている。しっかり取りたい」と語った。
32歳の加藤は山形中央高卒業後から所属した日本電産サンキョーを昨年3月に退社。9月から博慈会に所属している。「路頭に迷っているところを支援していただき、ありがたい。山形で生まれ、長野に住み、(東京都)足立区に所属先がある。いろんなところに応援団がいて幸せ」と感慨深げに話した。
男子500メートルは2月19日に実施される。本番までに強度の高い練習を入れ、体を追い込む予定だという。過去3度の五輪の成績は6位、銅メダル、5位。豊富な経験が最大の武器といい「自分に対する信頼がある」と力強く語った。