宇野昌磨は逆転許し2位、序盤4回転で転倒 田中刑事は4位 優勝は金博洋
「フィギュアスケート・四大陸選手権」(27日、台北)
男子フリーが行われ、25日のSPで首位に立っていた宇野昌磨(トヨタ自動車)はフリー197・45点、合計297・94点で、2位だった。SP3位の田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)はフリー自己ベストの169・63点、合計も自己ベストの260・31点を出したものの4位。SP2位の金博洋(中国)がフリー200・78点、合計300・95点で初優勝を果たした。
宇野は冒頭の4回転ループは着氷したものの回転不足。続く4回転フリップで転倒した。
しかし、後半は3回転アクセルで出来栄え点で2・29点の加点を得ると、4回転トーループ-2回転トーループの連続ジャンプ、単独の4回転トーループ、3回転アクセル-1回転ループ-3回転フリップの3連続ジャンプで軒並み加点を獲得した。
ステップシークエンスがレベル3にとどまったが、スピンはすべてレベル4を得て、SPとの合計で300点にせまる高得点にまとめた。
金博洋は冒頭の4回転ルッツを2・71点の出来栄え点を得る内容で成功。3回転アクセル-1回転ループ-3回転サルコー、4回転トーループ-2回転トーループなど得点源のジャンプをまとめてフリーで200点、合計で300点の大台を超えた。
【上位選手の成績】(点)
(1)金博洋 300・95
(2)宇野昌磨 297・94
(3)ジェイソン・ブラウン269・22
(4)田中刑事 260・31
(5)マックス・アーロン 255・45
(6)ミーシャ・ジー 248・96
(7)ケビン・レイノルズ 241・50
(8)エラッジ・バルデ 238・20