葛西紀明 「ワクワク」韓国入りも厳冬開会式を警戒「1番ヤバいのは開会式」
日本史上最多の8度目の五輪出場となる葛西紀明(45)=土屋ホーム=らスキージャンプ男子チームが5日、平昌五輪出場のため、仁川国際空港に到着し、韓国入りした。気温がマイナス10度を下回り、史上最も寒くなる可能性を指摘されている今大会。日本選手団の旗手を務める“レジェンド”は、屋外で行われる開会式に警戒感を示した。
「ホッカイロをたくさん持ってきたので、体中に張って開会式に出ようかなと思う。試合は一瞬で終わるので、そんなに寒さは感じない。1番ヤバいのは開会式ですね。風邪をひかないようにしないと」と、苦笑いで話した。
前回のソチ五輪では主将として日本選手団の精神的主柱となり、個人では銀メダルを獲得した“レジェンド”。今回も「目標は毎回同じだけど金メダルを獲りたい」と力強く語り、旗手としても「今回もなかなかやれない大役をやらせてもらえる。日本の選手みんながパワーを出せるように、僕も旗を振ってエールを送りたい」と、意気込んだ。
ジャンプ男子は8日にノーマルヒルの予選が行われ、葛西は翌9日の開会式に旗手として臨む。