高梨沙羅 平昌五輪の選手村は「キムチがおいしい」【一問一答】

 公式練習の飛躍を終え引き揚げる高梨沙羅=平昌(共同)
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 ノルディックスキー・ジャンプ女子で、悲願の金メダルを目指す高梨沙羅(21)=クラレ=が8日、アルペンシア・ジャンプセンターのノーマルヒル(K点98メートル、ヒルサイズ109メートル)で、現地入り後初の公式練習に臨み、2回目で105メートル、3回目で106メートルを飛び、ともに全体2位。今季W杯総合首位に立つマーレン・ルンビ(23)=ノルウェー=に肉薄するジャンプを見せ、復活気配を漂わせた。

 今季ここまでW杯10戦未勝利、昨季の最終戦から11戦連続V逸とかつてない苦境に立たされていたが、2度目の夢舞台を前に、調子は急上昇。12日の決戦に向けて、まず好スタートを切った。

 沙羅との一問一答は以下の通り。

 -練習を終えて。

 「1本目は探り探りで、(1年前に飛んだ)記憶と実際の感覚をすり合わせていた。2、3本目はうまく修正できていたと思う。少しずつこのジャンプ台に合わせられた感覚はある。まだ自分のものにはしきれてないので、残り2日間の練習でなんとかしたい」

 -2度目の五輪に来て。

 「いよいよ始まったなという気持ち。緊張感はもちろんあるけど、やはり自分が目指しているものは金メダル。その目標に向けて、この4年間戦ってきた。挑む気持ちで最後に勝ちきれるようにしたい。今日はいいスタートが切れた」

 -飛距離も出ていた。

 「ただ、自分としては内容は満足いくものではない。感覚とジャンプをすり合わせていきたい」

 -ソチと比べて、楽しめてるか。

 「まだ楽しむまではいけてないですね」

 -ソチと比較して選手村は。

 「ご飯がおいしいなって思う。自分の楽しみでもある。辛いものが好きなので、キムチがおいしい。白米があるのもとても嬉しいです」

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