潔白証明しロシアから168選手 ソチより戦力ダウンは不可避
【平昌共同】国際オリンピック委員会(IOC)は9日、組織的なドーピング問題で国としての平昌冬季五輪参加を禁じたロシアから、潔白を証明した168選手が「ロシアからの五輪選手(OAR)」として参加すると明らかにした。ロシアで出場した前回ソチ五輪の約230選手から約3割減で、戦力ダウンは不可避となった。
IOCは国歌や国旗を使えないOARとして1月に169選手に個人資格を認め、その後1人が辞退したという。
IOCから除外された五輪金メダリストを含む45選手ら47人が決定を不服としてスポーツ仲裁裁判所に提訴したが申し立ては棄却され、混乱はひとまず収束した。