公式練習欠席の坂本花織、万全で団体戦へ 選手村離れて猛練習 小林監督明かす
フィギュアスケート平昌五輪女子代表で、9日の公式練習を欠席し、団体戦の応援席にも姿を見せていなかった坂本花織(17)=シスメックス=が、選手村を離れてソウル市内のリンクで練習していたと10日、小林芳子監督が明かした。
練習時間の確保が大きな理由。現在はフィギュア団体戦と練習に加え、ショートトラックも行っていることもあり、1日40分程度しか滑れない日もあった。移動の疲労も考慮したが、氷に乗れる時間の確保を優先。日本スケート連盟が事前に確保していたリンクを使用した。
団体女子ショートプログラム(SP)のエントリー申請が10日午前10時であったため、それまで選手起用に関する情報発信は控えられていた。
8日午前の練習後に離村した坂本は、この日帰村予定。9日は約3時間の練習をこなせたといい、小林監督は「明日からまた滑ります」と話した。
団体戦女子SPは11日、同フリーは12日に行われ、坂本はフリーでの起用が確実。個人戦はSPが21日、フリーが23日に予定されている。