アイスホッケー女子日本、初戦惜敗 スウェーデンに第3Pミスから失点…初勝利持ち越し
「平昌五輪・アイスホッケー女子・1次リーグB組、日本1-2スウェーデン」(10日、江陵ホッケーセンター)
スマイルジャパンこと日本女子代表(世界ランキング9位)の五輪初勝利をかけた試合で、世界5位のスウェーデンと対戦。1-1で迎えた第3ピリオド早々にヤルマルジョンに押し込まれ、これが決勝点となった。
第3ピリオドの1分50秒過ぎに日本は自ゴール付近でパックを相手に奪われピンチに。ゴール裏から折り返されたパスをヤルマルジョンに決められた。
日本はその後、相手のペナルティーで2度の2分間のパワープレー(選手が1人多い状態)を迎えたが、いずれも相手の猛チェックもあり得点できず。10分50秒が過ぎた頃には相手GKにミスが出てゴール裏でパックを奪ったが、打ち切れなかった。試合終了間際には、パワープレーに加えGKを下げる6人攻撃に出たがあと一歩及ばなかった。
第1ピリオドに先制点を奪われた日本は、第2ピリオド終盤に浮田留衣が混戦から押し込んで同点とし、第3ピリオドを迎えていた。
日本は98年長野五輪、14年ソチ五輪と2大会に出場しているが、10戦全敗と勝ち星がなく、今大会では五輪初勝利を目指している。
日本は世界ランキングの下位が入るB組でスウェーデン、スイス、韓国と北朝鮮の合同チーム・コリアと同組。