佐藤綾乃、初五輪で自己ベスト4分4秒35 「ほぼほぼ完璧」と笑顔

ゴール後、スタンドの声援に応える佐藤綾乃=江陵(撮影・高部洋祐)
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 「平昌五輪・スピードスケート女子3000メートル・決勝」(10日、江陵オーバル)

 3組で出場した佐藤綾乃(21)=高崎健康福祉大=が4分4秒35の自己ベストをマークし、前半12人を終えた時点で2位につけている。

 長距離にあたる3000メートルで序盤から積極的なレース運びをした佐藤は、体力的に苦しくなる終盤にペースを上げる粘りを見せて好記録をたたきだした。

 笑顔で取材に応じ、「今日のレースを振り返って、ほぼほぼ完璧なレース展開を運ぶことができたので自分自身としては満足いっています」と納得の表情。「いつもの大会のようにオリンピックの舞台でレースができたかなと思います」と初の五輪を振り返った。

 気温が上がり、リンクが柔らかくなっていることをウォーミングアップで感じていたというが、「自分のベストを尽くせればいい結果が出るかなと思っていた」と無心で滑った。「チームパシュートが、私が出るか分からないんですけど、控えているので、パシュートにつなげられるレースができたかなと思いました」と、今後にも目を向けていた。

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