韓国各紙は五輪一色!ソウル五輪以来の自国での五輪に祝福ムード
平昌五輪開会式から一夜明けた10日、韓国各紙の朝刊は聖火点火のシーンや、白地に青で朝鮮半島を描いた「統一旗」を掲げて合同で入場行進する南北の選手の写真が1面を飾った。「燃え上がる平昌」との見出しが躍るなど、88年のソウル五輪以来、2度目となる自国での五輪の祝福ムードとなった。
聖火を点火するフィギュアスケートの韓国スター、キム・ヨナさんの写真を1面に載せた東亜日報は「燃え上がる、一つになった平昌」「地球村70億の胸を躍らせる17日間の冬物語」との見出しを添えた。朝鮮日報も同様の写真を大きく掲載した。
リベラル系のハンギョレは、統一旗が翻る写真に「韓半島(朝鮮半島)の凍った土地を解かした『歴史的な一日』、世界が見守った」と評価。訪韓中の金正恩朝鮮労働党委員長の妹、金与正党第1副部長の写真も1面に掲載、社説でも朝鮮半島情勢の「局面転換」に期待を寄せた。