スノボ男子・ハーフパイプ決勝 平野歩夢が2回目でトップに立つ
「平昌五輪・スノーボード男子ハーフパイプ・決勝」(14日、フェニックス・スノーパーク)
予選を通過した12人で決勝2回目が行われ、予選3位のソチ五輪銀メダリストで金メダル候補・日本の平野歩夢(木下グループ)、同5位の片山来夢(バートン)、同10位の戸塚優斗(ヨネックス)が登場した。
1回目、尻もちをついて35・25と得点は伸びずに9位となった平野は、2回目に95・25をマークし、トップに立った。1回目に85・75を出した片山が5位。1回目39・25だった戸塚は2回目、激しく転倒して担架で搬送された。
決勝2回目を終えて、予選首位の06年、10年五輪金メダリストのショーン・ホワイト(米国)が94・25で2位、世界王者のスコッティ・ジェームズ(豪州)が92・00で3位となっている。
スノーボード・ハーフパイプは6名の審判が高さ、回転、テクニック、難易度などによる全体的な演技得点を100点満点で採点。最高得点と最低得点を差し引いた4人のスコアの平均で順位を決定する。決勝ではそれぞれ3回滑走し、最も高いスコアで順位が決まる。