ジャンプ選手村でお湯出ず?伊藤有希苦笑い「暖まる温度出なかった」
平昌五輪に出場したジャンプ女子の日本選手団が14日、羽田空港着の航空機で帰国した。12日に競技を終えたが、選手村では浴室のお湯が出ないハプニングがあったという。
9位に終わった伊藤有希(土屋ホーム)は、大一番を終えて「温泉に入りたいです」と話した。一方で、「選手村のバスタブでは、体が温まるほどの温度の水が出なかったので」と苦笑いしながら告白した。
ジャンプ女子チームの伊藤、銅メダルを獲得した高梨沙羅(クラレ)、勢藤優花(北海道ハイテクAC)、岩渕香里(北野建設)の4人は、一緒の6人部屋でクロスカントリーやモーグル選手と生活を共にした。
岩渕は「みんな使う時間帯はお湯が出なくなる。給湯器の調子が悪いのか、お湯が出ても長続きしなくて、シャワーしててもすぐ水になるので、(お湯を)ためてから使わないといけなかった」と苦笑い。別の部屋でも同様だったらしく「みんなそうだったんじゃないかな」と明かした。
ただ、選手村のすぐ外には日本選手団をサポートする施設があり、そこで簡易の入浴所が設けられたため、「そこで温まることはできた」という。競技場の氷点下10度を下回る極寒に加え、宿舎でも思わぬ苦労があったようだ。